たまには真面目にラッパーとトラックの話

 

自分は他の人よりも

現場(LIVE)を見たり音源を聴いたりする事が多いので

たまにはいつも思ってる事を書こうと思います。

 

あくまで個人の考え方 価値観なのでご了承ください。

謎についでに分かりやすくポケモンで例えていきます。

 

※アイキャッチ画像はイメージです

 

あの人のセットリスト(曲)いつも一緒問題

 

あの人のセットリスト(曲)いつも一緒だな

とか思ったり隣にいる人が言ってるのを聞いた事ありませんか?

オレはあります。めっちゃあります。

 

 

逆になぜなのか考えた事ありますか?

 

 

オレは『育成中』だと思ってます。

例えば身近な例で言うなら狐火君がマイハツルアをラップして

『またこの曲かよ』って思う人は少ないと思います。

 

 

逆に『待ってました感』がある人の方が多い気がします。

 

これまた身近な例ですけど

KOOPAのGood Eaterしかり土竜(只単二)のMy Turnしかり

同じ曲でも毎回一曲入魂のバイブスが高すぎて曲が成長してるから

またこの曲かよ』から『あの曲聴きたい』に進化します。

 

 

My Turn
カテゴリ: ヒップホップ/ラップ
リリース : 2007/04/25
収録曲数 : 25曲
価格 : ¥150

 

 

 

分かりやすく言うと本人次第でそのアーティストの代表曲に進化します。

 

 

 

タカアンドトシさんの『欧米か!』を辞めようとして

志村けんさんに相談した時に『覚えられるまで続けろ』と言ったって噂を聞いた事があります。

 

 

ただこれは

スキルもキャラもトラックも全てが一致した時に発生する会心の一撃的な所もあり

ほとんどのインディースアーティストは

代表曲どころか覚えてもらえずに消えていきます。

 

スキルとキャラは努力で多少はなんとかなるので

あとは自分に見合った(自分のやりたい曲イメージ)のトラックを探しましょう。

 

 

そして自分の代表曲を作ることは売れる為の近道です。

自分でわからない場合はシンプルにお客さんに聞いてみてください。

 

その場合

もしかしたら自分では気に入ってる曲じゃない事もあると思いますが

それは自分のプライドなだけで周りからはその曲が一番自分にしっくりきてる曲です。

 

まー。ステージに立ってると言うことはプライドも大事だけど

第三者の意見も取り入れながら人前でLIVEする事がプロです。

 

 

 

まとめると

育成中の曲の可能性が非常に高いので見守ってあげましょう。

無理に毎回新曲をやる事がいい訳ではありません。

 

ただどのLIVEにしろ

曲もMCも進化してなければただこなしてるのと一緒です。

そりゃあ『毎回同じ曲じゃん』って言われます。

 

だって成長してないんだもん。

 

目指すところは『またこの曲かよ』から『あの曲聴きたい』に変える事です。

 

 

ポケモンで例えるとヒトカゲいるのに

存在忘れちゃって新しいポケモンを最初の街で探しまくってヒトカゲ育成してない人です。

 

 

 

トラック理解してない問題

 

って事で

上記の問題を解決したあとはトラック理解してない問題です。

 

クラブミュージックの人で

音楽理論無視な人が多いですが少しは勉強しましょう。

 

『ラップは音楽カンケーねーぜ!』『自分はポエトリーなんで音楽じゃないんで』

まさに愚の骨頂です。少し勉強するだけで格段にレベルが上がります。

人が聴いて聴きやすい声の音程や音階を理解する事で自分のスキル(表現力)が格段に上がります。

 

 

確かにマニアックな問題で『HIOHOPは文化なんで音楽じゃねーっす。ズールネーションしょ!』ってマインドの人も

多いかも(自分もそうでした)だけどスキルアップのために覚えておいた方がいいって言うか

どーしょもない素人以下が多すぎるので勝手に書いていきます。謎

 

 

時代的に今はラップも音楽の一部です。

まずはそこを理解して音楽知識を付けて下さい。

 

ラップが音楽じゃなく文化だったり

カリプソの派生で生まれたものの話は今度ゆっくり書きます。

 

ポケモンで例えると

最後にはヒトカゲにどうにかして技マシンでれいとうビーム覚えれるっしょって思ってる人です。

 

 

 

 

カラオケで歌が下手な奴は高確率でラップも下手くそ問題

 

もちろん例外もありますが高確率でこの問題は発生します。

歌とラップは別だと思ってる人。

 

理由は以下です。

  • リズムが取れない
  • 自分の出せる範囲の声のキーが分かってない
  • 感情が入れられないので棒読みになる

 

↑ここはラッパーじゃなくてもカバーしたいところです。

上記の方が多いと思いますが

すなわちこれに当てはまる人はほとんどラップ下手です。

 

再度言います。音楽を勉強しましょう。

絶対得になります。

 

 

 

上記に当てはまらなくてもラップすごい人は

もちろん沢山いますが『リリック』『声質』『オリジナルフロー』メーター振り切ってる人に限ります。

 

ポケモンで例えると

ポケモンの金と銀 赤と緑 対になってるやつはストーリー別物だと思ってる人です。

 

ジブリトラックをお勧めしない問題

 

ジブリトラックを好きな人はとても多いです。

だっていい曲だもん。

オレも大好き。

 

 

とりあえず以下の曲を聴いてみてください。

 

 

 

 

ここに

『キックとスネア入れてラップするよー。』なんと愚かな。恥を晒すことに気付いていないのか。

 

まず単刀直入に言いますと

この上記曲をそのまんま使うという事は

この曲の主旋律とラップのフローの直接対決になります。

自分のメロディー(ラップのフロー)でこの曲に勝てますか?

 

そりゃあ お客さんは『ジブリの曲でラップしてるんだー』と思う人もいるかもしれません。

ただ そこ止まりです。

リリックの内容もほとんど入ってないと思います。

ラッキーでその映画を思い出して謎のシンクロ現象が起きて好印象になる可能性もあります。

 

 

 

ただこの曲達は名曲すぎて曲として完成してしまってます。

ラップで入り込む余地はありません。

 

 

 

高レベルな主旋律にラップを乗せる。

 

 

めっちゃ分かりやすく言うと

宇多田ヒカルさんのFirst Loveにラップ乗っけてるのと一緒です。

 

 

さらにもっと分かりやすく言うと

First Loveのキーにラップの声は合ってますか?

宇多田ヒカルさんのキーとラップが不協和音になってませんか?

 

宇多田ヒカルさんのFirst Loveも

ジブリの曲も音楽理論に基づいて綿密に計算されてます。

 

音楽を勉強しないでいい曲だからラップ乗せて便乗しとこうマインドはアホ丸出しです。

 

 

 

ポケモンで例えると今だにミュウが最強だと思ってる人です。

 

 

 

でもどうしてもジブリトラック使いたい問題

 

 

もうタイピングめんどくなってきたしこの記事誰が得するんだと思い始めましたが

オレが研究したところによると2種類の逃げ道がありました。

 

 

ワンループ化(いじって回避)法

 

多分その辺のYouTubeとかにいいのがあると思うけど

めんどくさいから自分で探してください。

 

分かりやすくすく言うと

バースは切り取ってワンループにしましょう。

サビ(HOOK)はまんま使い(ちゃんと音楽勉強した上で)する事で使用も可能です。

ただキーもいじりましょう。自分の声を把握しましょう。

 

ポエトリー化

 

これももちろん理論に基づいた方がいいんですが

オレがジブリトラック問題に話したデメリットを全て通り抜けてる曲がこちらです。

 

 

 

まとめ

 

もうタイピング疲れたから引き続きは現場で話しましょう。

 

 

トラックに困ってる方は

 

このサイトでいろんな情報あるし

https://trackmakers.net

このサイトで激安でトラック販売してるし

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都内レコーディングとか立会いでの楽曲制作ならオレまでご連絡ください。

http://www.ppk-r.com

 

ポケモンで例えるとオーキド博士です。

 

 



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