オーディション に興味を持たれるような アーティスト プロフィール例文 を作る話

 

 

 

はじめに

 

自分クラスの超絶一流オーガナイザーともなると

多くのアーティストのプロフィールを拝見させていただくことが多いんですが

ほとんどの人がビミョーです。

 

 

もうその本人の名前がプロフィールになるくらい

めちゃくちゃ売れてたり知名度があるアーティストほど

プロフィールは適当でいいと思います。

 

そこまで売れてたらプロフィールなんて見なくても認知されてると思うので。

 

 

まだこれからだったり

知名度が低い人ほどプロフィールがとても大事になって来るので

今回は無許可でANCELLくんのプロフィールを晒して使って分かりやすいプロフィールの作り方を解説していきたいと思います。

 

 

 

 

プロフィールとは

 

アーティスト(俳優 女優 ラッパー シンガー DJ とか もーそれはすべての表現者)

の自己紹介的な(紙資料)文章の事です。

 

特に音楽やってる人はみんな持ってます。

『え そんなの無いんだけど』と思ったアーティストは

まだプロフィールも読まれる以前の問題なので曲を作ったり場数(LIVE)を増やしましょう。

 

 

写真付きの物がほとんどですが

オーガナイザーをしているとGUESTアーティストの方に

『この方はどんなアーティストさんなんですか?』と聞かれることがあります。

 

なので文章やデータでアー写付きのプロフィールや

文字要素を送ることがあります。

 

 

どこで使うの?プロフィール。

 

なんとなくタイトルを倒置法にしてみました。

深い意味はありません。

 

SNSの自己紹介欄とかフライヤーとか

CDジャケットとかもう好き勝手使えばいいと思います。

 

ただ!つまんなかったりするとプロフィールなんか見てくれません。

自分も面白いプロフィール見る派の人間なんで

そこが入り口になって曲も聞いてくれたらラッキーです。

 

 

プロフィールの書き方

 

  • ジャンル
  • 特徴
  • 年齢
  • 出身地
  • 活動拠点
  • 活動内容

 

まぁざっくりこんな感じだと思います。

あとはどれだけ特徴があり短く簡潔に他のアーティストと差別化されてるかがポイントです。

 

音楽も大事ですが

音楽で売れてる人は人間的にもおもしろい(変わった)人が多いです。

すなわちキャラ立ちしてる人です。

 

っていうかここまでで678文字もタイピングしたしちょっと飽きてきました。

 

 

(例)ANCELLくんのプロフィールノーマルVer

 

絶対的なリズム感と心臓までの最短距離を疾るポエトリーリーディングを兼ね備えたラッパー。

たまにやたらクオリティの高い作詞家としてアイドル、ポップス中心に曲提供。

B-BOY PARK2013メインステージ出演、2014年3rdアルバム「絶滅危惧種」全国発売、2015年には同年代のラッパーレイトとの異色コラボアルバム「ネオトーキョーシティ」をリリースする等、精力的に活動している。

日常の瞬間を切り取った描写は色褪せることのない表現となり、時に独創的な短編小説を思わせるリリックは一部からは星新一以来の才能とまで評される。そのせいか、たまに嫌がらせを受ける。

そして2017年、感性はさらに研ぎ澄まされ純度を増し、集大成とも言える4thアルバムのリリースを控えている。就寝時、怪談朗読を聴くのが趣味。

 

悪くは無いけど分かりにくいし

全く具体的ではありません。

対ラッパーなら『ふ〜ん』くらい。

 

ラップに興味があったりそこそこイベントに遊びにきてる人は

『こんな人がいるんだー』くらいにはなると思います。

 

 

では このプロフィールを

以前ゲストで出演してくれた方に送った

オレが手直ししたVerをお披露目します。

 

 

 

(例)ANCELLくんのプロフィール手直しVer

 

以下がオレ手直しVerです。

 

【ANCELL】

絶対的なリズム感と心臓までの最短距離を疾るポエトリーリーディングを兼ね備えたラッパー。裏では作詞家としてアイドルに楽曲提供

B-BOY PARK2013にて現S7ICKCHICKsのメンバーであるAYA a.k.a PANDAとの同クルーであるPBMにてメインステージ出演、2014年3rdアルバム「絶滅危惧種」全国発売、2015年にはFUJI ROCK FESTIVAL ’09に出演を果たしたラッパー『レイト』との異色コラボアルバム「ネオトーキョーシティ」をリリースし東京~関西~九州を中心にリリースパーティーを行う等、精力的に活動している。

そして2017年、感性はさらに研ぎ澄まされ純度を増し、集大成とも言える4thアルバムのリリースを控えている。就寝時、怪談朗読を聴くのが趣味。

 

ポイントは2つ

『人のフンドシを借りる』『嘘はついていない』です。

格好つけてる場合じゃありません。時間の無駄です。

 

コラボした人や一緒に出演した人の功績はフル活用させてもらいましょう。

あと嘘はダメです。すぐバレるしどん引かれます。

 

 

少しは分かりやすくなりましたね。

 

では最近勝手に手直しした新しいVerも載せてみます。

 

初公開です。

 

 

(例)ANCELLくんのプロフィール手直しVer Pt.2

 

さらに手直ししてこうなります。

 

【ANCELL】

『絶対的なリズム感と心臓までの最短距離を疾るポエトリーリーディングを兼ね備えたラッパー』と自称しているダメ人間。裏ではたまに作詞家としてアイドルに楽曲提供。

B-BOY PARK2013にてAYA a.k.a PANDAとの同クルーであるPBMにてメインステージ出演、2014年3rdアルバム「絶滅危惧種」を全国発売するが大赤字で終わる

2015年にはFUJI ROCK FESTIVAL ’09に出演を果たしたラッパー『レイト』のフンドシを借りて異色コラボアルバム「ネオトーキョーシティ」をリリースし東京~関西~九州を中心にリリースパーティーを行うがこれが仇となりレイトの音楽活動歴の中で一番売れなかったアルバムを世に送り出してしまう。それでも精力的に活動している。

2017年、感性はさらに研ぎ澄まされ純度を増したと言い張り、集大成とも言える4thアルバムを絶対的自信のもと『ファイナルファンタジーX』と同じ値段(¥9,504)でリリースしようとしたがまわりに止められ断念

それでも強気の¥3,000(税別)で販売し それと同時に自身のポーカーの腕前を試しにフィリピンへ半年間の修行に向かうも1ヶ月もしないうちに路上で2人組みの娼婦に財布を取られて帰国。¥3,000で販売したCDも結果200枚程度しか売れなかった。就寝時、怪談朗読を聴くのが趣味。

 

 

これだと

とてもこの人(ANCELL)に興味が湧く気がします。

ラップを知らない人でもこの人どんな曲やるんだろうマインドに持っていくことができます。

入り口って大事です。

 

最初のプロフィールは本当に対ラッパー用で

お客さんの新規参入が難しいです。

そこが今一番の課題なんじゃないでしょうか。

 

 

 

まとめ

 

なんだかんだ言って結局最後は

曲と本人のキャラ立ちだと思います。

 

やっぱいい曲作った人が勝ちです。

 

 

 

 

 

おまけ

 

特になんの功績もなく立派なアー写を撮ってくると死ぬほどいじられるので注意しましょう。

 



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